仕事でもプライベートでも、毎日パソコンやタブレットに向き合う時間が長いと、どうしても気になるのがキーボードの存在ですよね。ノートパソコンのペチペチした薄いキーボードで指を痛めてしまったり、画面とキーボードの距離が近すぎて肩がバキバキに凝ってしまったりした経験はありませんか。かといって、デスクが狭くなるような大きなキーボードは置きたくないし、いかにも仕事用という地味なデザインのものもテンションが上がらないものです。
そんなわがままな悩みを一気に、そしておしゃれに解決してくれる最高のパートナーに出会ってしまいました。それが、ロジクールから登場した薄型ワイヤレスキーボード、Pebble Keys 2 K380S(ペブル キーズ 2 K380S)です。今回は、実際に私がデスクに導入して、毎日の執筆作業やタブレットでのクリエイティブ作業で使い倒したからこそ分かった、このキーボードの真の魅力と、使うことで得られるワクワクするような未来の体験を、愛をたっぷり込めてお届けします。
実はこれ、単なる可愛いコンパクトキーボードに見えて、中身はプロ向けのハイエンド機にも負けないくらいの実用性と、ロジクールの最新技術がこれでもかと詰め込まれた、とんでもないモンスター級のアイテムなんです。毎日使うものだからこそ、妥協したくない。そんな20代から30代の皆さんにこそ知ってほしい、このキーボードがもたらす最高のデスクライフについて、じっくりお話ししていきますね。
丸いキーに秘められた実力!Pebble Keys 2 K380Sの概要とスペック
まずは、このキーボードがどんな素性を持っているのか、その全貌をご紹介します。今回私が選んだカラーは、シックでどんなデスク環境にも不思議なほど馴染む、グラファイトというカラーです。一見するとダークグレーのような落ち着いた色合いなのですが、キートップの丸い形状と合わさることで、クールになりすぎず、どこか温かみのあるレトロモダンな雰囲気を醸し出してくれます。
このPebble Keys 2 K380Sは、世界中で大ヒットした前作、K380というキーボードの素晴らしいデザインや持ち運びやすさをそのまま受け継ぎながら、中身を劇的にパワーアップさせた第2世代の最新モデルです。お値段は実売で5,000円前後(税込)という、非常に手に取りやすい価格帯に抑えられています。安すぎるキーボードにありがちな、キーがグラグラして打ちづらいといった不満がなく、かといって15,000円以上するプロ向けの高級キーボードほどお財布に負担をかけない、まさに「ちょうどいい」の頂点に立つキーボードなんです。
それでは、具体的なスペックを分かりやすい一覧表でチェックしてみましょう。
| 項目 | 詳細スペック |
|---|---|
| 製品型番 | K380sGR [グラファイト](PEBBLE KEYS 2 K380Sシリーズ) |
| メーカー | ロジクール(Logicool) |
| 発売時期 | 2023年10月 |
| 参考価格(税込) | 実売4,600円から5,000円前後(販売店や時期により変動あり) |
| サイズ / 重量 | 高さ124mm × 幅279mm × 奥行き16mm / 電池を含む公称値が415g、実測値で約369gから375g程度 |
| キースイッチ方式 | 薄型パンタグラフ式(静音設計・ストローク1.5mm) |
| キー配列 | 日本語配列(JIS配列に準拠しつつ、US配列用の記号やMac・iPad用のコマンドキーも併記) |
| 接続方法 | Bluetooth Low Energy(省電力通信)および、ロジクール最新無線規格Logi Boltに対応(※レシーバーは別売りです) |
| 特徴機能1 | 最大3台のデバイスと接続できるマルチペアリング機能(Easy-Switchキー搭載) |
| 特徴機能2 | 単4形アルカリ乾電池2本で、最長36ヶ月(約3年間)使える圧倒的なロングバッテリー寿命 |
| 特徴機能3 | 専用アプリLogi Options+に対応し、ファンクションキーのショートカットを自分好みに自由にカスタマイズ可能 |
| 主な付属品 | キーボード本体、単4形アルカリ乾電池×2本(本体にセット済み)、取扱説明書、保証書 |
スペック表を見るだけでも、このコンパクトなボディにたくさんの魅力が詰まっていることが分かります。特に、単4乾電池2本で最長36ヶ月、つまり3年間も電池交換なしで動くという省電力性能は、充電の手間や「いざ使おうとしたときにバッテリーが切れている」というイライラから私たちを完全に解放してくれます。さらに、ロジクールの最新無線規格であるLogi Bolt(ロジボルト)にも対応したことで、従来のBluetooth接続よりもさらに安定した、まるで有線キーボードを使っているかのような遅延のないタイピング環境を手に入れることができるんです。
あなたのスタイルに合う?ワイヤレスキーボードを検討する際の重要ポイント
ワイヤレスキーボードを探し始めると、星の数ほどの選択肢があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで、このPebble Keys 2 K380Sが自分のライフスタイルに本当に合っているのかを見極めるために、ぜひ注目してほしい3つのポイントを解説します。
まず1つ目のポイントは、キーボードの「重さ」と「タイピングしたときの安定感」のバランスです。持ち運びやすさを最優先して200gを切るような極薄・超軽量のキーボードを選んでしまうと、いざ机の上で文字入力をするときに、キーを叩く勢いでキーボード自体がズレて動いてしまったり、本体がペコペコとたわんでしまったりして、タイピングに集中できなくなることがあります。Pebble Keys 2 K380Sは、乾電池を含めて約370g前後の適度な重みがあります。この重さがあるからこそ、カフェの滑りやすい木のテーブルの上でも、キーボードがピタッと固定されて、長文のタイピングもストレスなく一気に書き上げることができるんです。
2つ目のポイントは、接続方式の安定性と遅延についてです。一般的なワイヤレスキーボードはBluetoothで接続しますが、オフィスやコワーキングスペース、カフェなど、たくさんの人がワイヤレス機器を使っている場所では、電波が混信して文字入力がワンテンポ遅れたり、接続がプチプチと途切れてしまったりすることがあります。本機は通常のBluetoothだけでなく、ロジクール独自の高度な通信規格であるLogi Boltにも対応しています。このおかげで、周囲でどれだけ電波が飛び交っていようとも、自分のキー入力を1ミリ秒の遅れもなく画面に伝えてくれる高い安心感を得られます。
そして3つ目のポイントが、複数デバイスとのスムーズな連携です。私たちは普段、パソコンだけでなく、スマートフォンでSNSを返信したり、タブレットで動画を観ながらノートを取ったりと、複数の画面を同時に行き来しています。このキーボードには、接続するデバイスをボタン1つで一瞬にして切り替えられるEasy-Switchキーが搭載されています。これにより、パソコンで仕事をしながら、スマホに届いたLINEにキーボードで即座に返信し、再びパソコンの作業に戻るというスマートなマルチタスクが、流れるように実現できるのです。
日常が劇的に変わる!Pebble Keys 2 K380Sの4つの主な特徴
それでは、このキーボードが私たちの日常の作業環境をどのようにアップデートしてくれるのか、その核となる4つの素晴らしい特徴を詳しくご紹介していきます。
![ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380S K380sGR [グラファイト] slide1](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide1-59-scaled.webp)
1. 「3年間メンテナンスフリー」と「2時間スリープ」が生む極上の安心感
このキーボードを使い始めて最も感動したのが、徹底的に考え抜かれた省電力のシステム制御です。一般的に、電池式のキーボードや安価な充電式キーボードは、少しでも電池を長持ちさせるために、10分ほど操作がないとすぐに勝手に眠ってしまう(スリープモードに入る)仕様になっています。これ、実はかなりストレスなんですよね。ネットで調べ物をしながら少し考えて、さあ続きを書こうとキーを叩いても、キーボードが眠りから覚めてパソコンと再接続するまでに2〜3秒のタイムラグがあり、最初の数文字が入力されずに消えてしまう、という経験はありませんか。
Pebble Keys 2 K380Sは、実測で約2時間という非常に長い時間、接続状態をしっかりと維持し続けてくれます。そのため、じっくりと資料を読み込んだり、構成案を考えてから再びキーボードに手を置いたときでも、待ち時間ゼロで、触れた瞬間から1文字目を取りこぼさずにタイピングを再開できるのです。それだけ常時接続しているにもかかわらず、単4形乾電池2本で最長3年間も動き続けるというのですから、ロジクールの技術力には本当に驚かされます。電池切れの心配をすることなく、毎日ただ机に向かって打ち始めるだけでいい、この安心感は一度体験するともう手放せません。
2. 有線キーボードを超えた?次世代規格「Logi Bolt」の超低遅延タイピング
本機の最大のアップデートポイントと言っても過言ではないのが、最新の無線規格であるLogi Boltに対応したことです。Bluetoothで接続している場合、画面に文字が反映されるまでに、ほんのわずかな、ミリ秒単位の遅れを感じることがあります。普段は気にならなくても、仕事で大量の文字を高速入力するときや、リズム良く文章を紡ぎ出したいときには、このわずかな遅れが脳の疲れに繋がることがあるんです。
別売りのLogi Boltレシーバーをパソコンに挿して接続すると、その遅延はBluetoothの数分の一から数十分の一にまで劇的に短縮されます。キーを指で押し下げた力と同時に、文字が吸い付くように画面に表示される感覚は、まるで有線の高級キーボードを使っているかのような、体感できるレベルの心地よさです。さらに、通常のBluetooth接続では行えない、パソコンの起動時におけるBIOS画面の操作も、Logi Bolt接続であれば有線と同じようにキーボードから操作できるようになります。コンパクトな持ち運び用キーボードでありながら、自宅のデスクトップPCのメインキーボードとして十分に使える高いスペックを誇っています。
3. デスクが広々!カバンにスルッと収まるフラットな美ボディ
このキーボードは、厚さがわずか16mmという驚異的な薄さで、全体が非常にフラットにデザインされています。一般的なキーボードの裏面によくある、傾斜をつけるためのパタパタ折りたたむプラスチックの足(チルトスタンド)はあえて搭載されていません。この徹底したフラット化のおかげで、カバンのノートPCスリーブやインナーバッグのわずかな隙間にも、引っかかることなくスルッとスムーズに差し込んで持ち運ぶことができます。
また、外装はプラスチック製なのですが、表面にはきめ細かなマット加工が施されていて、指紋や皮脂がつきにくく、チープなテカリは一切ありません。そして、実際にキーボードの両端を持って力を入れて曲げようとしてみても、ギシギシとしたきしみやたわみは一切なく、驚くほどがっしりとした高い剛性で作られています。この頑丈で歪みのないフラットボディだからこそ、激しいキータッチでも安定したタイピングを支え、外出先でのスマートな作業空間を作り出してくれるのです。
4. ワンタッチで世界が変わる!3台のデバイスを自在に操る魔法のキー
Pebble Keys 2 K380Sの左上には、色が異なる3つの特別なキーが並んでいます。これが、接続先を瞬時に切り替えられるEasy-Switchキーです。あらかじめ、1番にメインのWindowsパソコン、2番に持ち歩き用のiPad、3番に手元のスマートフォンを登録しておけば、ボタンをポンと押すだけで、それぞれの機器に瞬時に接続が切り替わります。
さらにロジクールの無料アプリであるLogi Options+を使えば、対応するマウスと一緒に使用することで、パソコン間でマウスポインタをシームレスに移動させ、テキストやファイルをそのままコピー&ペーストできるLogicool Flowという驚きの機能まで使えてしまいます。たとえば、仕事用のMacBookで作成した企画書の一文をコピーして、そのままプライベートのWindowsデスクトップにペーストする、なんていう未来のような連携が、わずか5,000円前後のこのキーボードを起点として、デスクの上で軽快に実現できてしまうのです。
![ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380S K380sGR [グラファイト] slide2](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide2-59-scaled.webp)
ここで、Pebble Keys 2 K380Sのメリットとデメリットについて、分かりやすく装飾ボックスで整理して見てみましょう。購入を検討する際の大きな手がかりにしてくださいね。
- 単4電池2本を一度セットしてしまえば、約3年間も電池交換や充電の手間を一切気にすることなく、いつでもすぐに使える抜群のロングライフバッテリー仕様です。
- スリープ移行時間が約2時間と長めに設定されているため、調べ物や読書などで少し作業を中断しても、タイピング再開時の接続待ちラグが発生せず快適です。
- キーピッチが18mmと十分な広さを確保しており、コンパクトでありながら指先が窮屈にならず、通常のキーボードに近い感覚でスムーズに高速タイピングが楽しめます。
- 別売りのLogi Boltレシーバーを使えば、電波の混雑した場所でも有線接続と変わらない極めて低い遅延と安定した接続品質を体感できます。
- マルチペアリング対応により、WindowsやMac、iPadなど最大3台の異なるOSの機器を、専用ボタンを押すだけで一瞬にして切り替えて効率よく作業できます。
- 本機が持つ真のパフォーマンスと超低遅延を体感するために必須のLogi Boltレシーバーはパッケージに付属しておらず、別途1,000円前後の追加費用が必要です。
- キーボード底面に傾斜角度を調整するためのチルトスタンドが備わっていないため、普段からキーボードにしっかりとした角度をつけてタイピングしたい人には少し平坦に感じられます。
- 持ち歩きに耐える高い剛性を確保するため本体に約370gの適度な重みがあり、iPadなど軽量なタブレットとセットで持ち運ぶと想定よりズッシリと感じることがあります。
- 丸型のキートップは見た目が愛らしい反面、一般的な四角いキーボードに慣れていると、最初はキーの中心を押し損ねてタイプミスをしてしまう慣れの期間が数日だけ必要です。
実際に使ってみて感じた、使い心地の真実とアドバイス
ここからは、実際に私が長期間使用する中で、キータッチや打鍵音、キートップのデザインなどについて感じたリアルな本音を、包み隠さずにお話ししていきますね。
しっとり静かに打てる。長時間のタイピングでも指が疲れない極上のパンタグラフ
キーボードの命とも言える打鍵感ですが、このPebble Keys 2 K380Sは、押したときに適度なクリック感がありながらも、しっとりとした上品なタッチ感に仕上げられています。キーストローク、つまりキーが沈み込む深さは約1.5mmと浅めになっていて、指先を滑らせるように軽い力でタイピングしていくことができるため、1日中ブログの記事を書いていても、手首や指の関節が痛くなることがありません。
キーピッチは18mmとなっており、一般的なデスクトップ用フルサイズキーボードの19mmと比べると1mmだけ狭くなっています。ですが、実際にタイピングしてみるとこの1mmの差はほとんど気にならず、使い始めてから1〜2日も経てば、最初から使っていたキーボードであるかのようにフルスピードで迷いなくタイピングできるようになります。メカニカルキーボードのようなカチャカチャとした深い押し心地や、強い跳ね返りを求める方には少し物足りないかもしれませんが、静かに効率よく文字を打ち続けたい方には、これ以上ないほど最適な打ち心地です。
周りを気にせずどこでも集中。静音設計の実力と注意点
打鍵音についても、このキーボードは非常に静かに設計されています。静かな図書館やコワーキングスペース、お気に入りの静かなカフェ、あるいは深夜に家族が寝静まったリビングなど、周囲に人がいる環境でも、コトコトと耳に優しい静かな音でタイピングができるため、周りに気兼ねすることなく自分の作業に深く没頭できます。
ただし、1つだけ気をつけてほしいことがあります。それは、タイピングの時の力加減です。エンターキーを強くパーンと叩く癖がある方や、キーを強く押し下げる癖がある方がこのキーボードを叩くと、薄型プラスチック筐体の構造上、キーが底に当たったときに「カタカタ」「カツン!」という少し高めのプラスチック音が響いてしまいます。このキーボード本来のポテンシャルを最大限に活かすためには、指先をキーの上に乗せて、優しく撫でるように、滑らかにタイピングすることを意識してみてください。そうするだけで、タイピング音はほとんど無音に近くなり、あなただけの快適なプライベートオフィスをどこにでも作ることができますよ。
可愛さと実用性のせめぎ合い。丸型キーキャップと印字のデザイン
Pebble Keys 2 K380Sを特徴づけているのが、なんと言ってもタイプライターのような丸いキーキャップです。デスクの上に置いてあるだけで、なんだかワクワクしてきて、早く文字を打ちたいと思わせてくれる不思議な魅力があります。ただ、世の中のほとんどのキーボードは四角い形状をしているため、最初のうちはキーの丸い形の「真ん中」を捉える感覚が少し狂って、指が滑ってしまい、隣のキーを一緒に押してしまうミスタイプが何度かありました。これも不思議なもので、3日ほど使っていると脳と指が丸いキーの位置を完全に覚えて、ミスタイプは全くなくなります。
また、キートップの印字をよく見ると、Windowsで使うキー名と、MacやiPadで使うキー名が両方とも印刷されています。JIS配列のキーボードなのですが、US配列で使われる記号の位置も併記されているため、接続するデバイスが何であっても、キートップを見るだけで直感的にどのキーを押せばいいかがすぐに分かる親切な設計になっています。ただ、そのおかげで1つのキーにたくさんの文字や記号がぎゅっと印刷されているため、人によっては「少しゴチャゴチャしていて、見た目がチープに感じるな」と思うかもしれません。実用性を極限まで追求した結果の仕様ですので、多OSをまたいで使うマルチワーカーにとっては、これほど心強い相棒はいません。
角度をつけたいときの裏技!チルトスタンドなし問題への解決策
本機には、キーボード全体の高さを変更したり、急な傾斜をつけるためのチルトスタンドが裏面にありません。キーボード自体の筐体には、奥側が少し高くなるように緩やかな傾斜が最初からついているのですが、デスクトップパソコン用のキーボードのように、しっかりとした傾斜をつけて手首を浮かせて打ちたい人にとっては、少し平坦すぎて打ちづらいと感じることがあります。
もし使ってみて「もう少しキーボードの奥側が高くなってほしいな」と感じたら、サードパーティ製のキーボード専用折りたたみスタンドを裏面に貼り付けるのがおすすめです。薄型軽量の粘着式スタンド(例えば、ESC Flip Proなどの極薄スタンド)をキーボードの奥側の底面にペタッと貼っておけば、本機が持つフラットで持ち運びやすい長所をまったく犠牲にすることなく、外出先や自宅の机で、いつでも自分にぴったりのタイピング角度をパッと作ることができるようになります。こうしたちょっとした工夫で、自分好みの極上のタイピングマシンにカスタマイズしていくのも楽しいですよ。
どっちを選ぶべき?競合モデルとの徹底比較から見えた真の価値
ワイヤレスキーボード市場には、安価なものから超高級品まで、数多くのライバルが存在します。ここでは、特に人気の高い代表的な2つの競合モデルと比較しながら、Pebble Keys 2 K380Sがどれだけ優れたバランスを持っているのかを浮き彫りにしていきましょう。
比較対象として、Amazonなどでよく見かける非常にリーズナブルな中華製キーボード「Ewin EW-B009」と、ロジクールが誇る最高峰のプロ向けキーボード「MX Keys Mini KX700」の2機種をピックアップしました。
| 比較項目 | ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380S(本機) | Ewin EW-B009(格安エントリー) | ロジクール MX Keys Mini(ハイエンド) |
|---|---|---|---|
| 参考実売価格 | 約4,600円〜5,000円(税込) | 約2,000円〜2,500円(税込) | 約13,000円〜16,000円(税込) |
| 電源方式と寿命 | 単4乾電池2本 / 最大36ヶ月(3年間) | 内蔵バッテリー充電式 / 連続約100時間 | 内蔵バッテリー充電式 / 最大5ヶ月(バックライトOFF時) |
| 通信規格の安定性 | Bluetooth Low Energy & Logi Bolt対応 | Bluetoothのみ | Bluetooth & Logi Bolt対応 |
| スリープ制御 | 約2時間の常時接続(復帰時のタイムラグなし) | 10分放置でスリープ(復帰時に2〜3秒の遅れ) | インテリジェント制御(手を近づけると自動起動) |
| 筐体の剛性と頑丈さ | 非常に高い(たわみがなく、しっかりとした質感) | 低い(中央を押すと全体がプラスチックでたわむ) | 極めて高い(メタルプレート内蔵による圧倒的堅牢さ) |
| 専用ソフトウェア | Logi Options+対応(キー割当・Flowが使用可能) | 非対応(カスタマイズ不可) | Logi Options+対応(高度なマクロ・バックライト連携) |
| 本体重量(実測) | 約370g前後(タイピング時の安定感に貢献) | 約290g(非常に軽いが、打鍵時に動きやすい) | 約506g(ズッシリと重く、持ち運びにはやや不向き) |
なぜ、安価な中華製キーボードではなく「Pebble Keys 2」を強く推すのか?
2,000円台で買える格安のキーボードは、確かに安くて軽いため、最初は非常に魅力的に見えます。しかし、多くの人が実際に使い始めると、すぐにいくつかの大きなストレスに直面することになります。その最たるものが、「10分放置による自動スリープ」です。パソコンの画面を見ながら考え事をしたり、スマホで調べ物をして、再びキーボードに手を戻して入力を開始した瞬間、キーボードが眠ってしまっているために入力が受け付けられず、最初の数文字が消えてしまうのです。この数秒の待ち時間が、毎日の作業の中で何度も繰り返されると、想像以上にモチベーションが削がれてしまいます。
また、格安キーボードはコストを抑えるためにプラスチックが薄く作られており、打鍵したときにキーボード全体がペコペコとたわんでしまいます。これが原因で、指に余計な力が入り、長時間の作業で手首を痛める原因になってしまいます。
Pebble Keys 2 K380Sは、実売で5,000円前後と格安機より2,000円ほど高価ですが、「2時間スリープ接続維持」と「一切たわまない堅牢なビルドクオリティ」を提供し、安物買いの銭失いになるのを防いでくれるのです。この価格差は、毎日のタイピングストレスを完全にゼロにしてくれる快適な作業環境を考えれば、数日で元が取れるほど価値のある投資だと言えます。
15,000円の最高峰モデル「MX Keys Mini」と比べてどうなのか?
一方で、ロジクールのフラッグシップモデルである「MX Keys Mini」は、確かに指先に吸い付くような球状にくぼんだキーキャップや、暗闇で美しく光るバックライト、そしてメタルプレートによる極上の打鍵感を持っています。プロのエンジニアや、毎日何万文字も入力するライターであれば、15,000円以上を払ってMX Keys Miniを選ぶ価値は十分にあります。
しかし、MX Keys Miniは本体の重さが約506gとかなりズッシリ重いため、毎日カバンに入れて持ち歩くには少しためらう重量感です。また、内蔵バッテリー式のため、定期的なUSB-Cケーブルでの充電作業が必要になります。
Pebble Keys 2 K380Sは、上位モデルであるMXシリーズとほぼ同等の接続安定性を持ち、かつ専用のカスタマイズソフトやデバイス間ファイル転送機能(Flow)がそのまま使えるにもかかわらず、価格は約3分の1です。さらに、電池式で3年間もメンテナンスフリーで動き、持ち運びに適した適度な軽さを実現しています。これほどまでにハイエンド機並みの高機能を身近な価格で、かつ気軽に使える親しみやすいパッケージに落とし込んだ驚異のコスパこそが、本機が最も支持されている理由なのです。
Pebble Keys 2 K380Sがあなたのデスクにもたらす素敵な未来
Pebble Keys 2 K380Sの良い部分も気になる部分もすべて見てきましたが、ここで改めて、このキーボードがどのような人におすすめできるのか、そしてどのような人には避けてほしいのかを整理しておきます。
![ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380S K380sGR [グラファイト] slide3](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide3-59-scaled.webp)
このキーボードが毎日の生活にぴったりマッチする人
- スマートフォン、タブレット、ノートPCなど、複数のデジタルデバイスを同時に使いこなして効率よく作業したい人
- ボタン1つで各デバイスを瞬時に切り替えられるので、画面の境界を感じることなく、すべての機器の入力をこの1台に集約してすっきりとしたデスクを作ることができます。
- これまでに安価なワイヤレスキーボードを使って、スリープ復帰時の接続ラグやたわむ筐体にガッカリした経験がある人
- 2時間スリープ維持の安定性と、一切歪まないがっしりとした剛性は、毎日の文字入力を圧倒的にスムーズにし、日々のQOL(生活の質)を確実に向上させてくれます。
- 予算は抑えつつも、Logicoolが提供する世界最高峰のソフトウェア環境やショートカットの拡張性を体験したい人
- 1万円以上するプロ向けモデルと同じ無料アプリを使って、各キーに自分だけのオリジナルマクロやショートカットを設定し、作業効率を何倍にも引き上げることができます。
他のキーボードを選んだ方が幸せになれる人
- 1gでも荷物を軽くして、ペンケースのように軽快にミニマルなモバイルワークをこなしたい人
- 本機の約370gの重量は、タイピングの安定感には最適ですが、バッグの中で少しの存在感はあります。軽さのみを追求する場合は、200g台の軽量特化キーボードを選んだほうが快適かもしれません。
- 角度調整用のチルトスタンドや、メカニカルキーボードのようなカチカチとした深い打鍵感に絶対的なこだわりがある人
- 完全にフラットな設計と浅いパンタグラフ式のキータッチは、人によって好みがはっきりと分かれるため、エルゴノミクス設計や深めのキーストロークを持つ専用キーボードを選ぶことをおすすめします。
Pebble Keys 2 K380Sは、5,000円以下で購入できるワイヤレスキーボードとしては、間違いなく現時点で世界で最も完成された「ベストバイ・定番モデル」です。これから新しくキーボードを新調しようと考えている方や、デスクの上をスッキリとおしゃれに整えたいと考えている20代から30代の皆さんに、自信を持って太鼓判を押せるアイテムです。毎日の作業がきっと楽しく、そして驚くほどスマートになるこの体験を、ぜひあなたのデスクでも体感してみてくださいね。
Himitsukichi-LABOの編集後記








