こんにちは!今日も元気にデスク周りのガジェットをいじり倒しているブログ筆者です。突然ですが、みなさんは自分のデスクスペースに満足していますか。パソコン仕事や趣味の書きもの、あるいはちょっとしたゲームなんかをしていると、どうしても机の上がキーボードやマウス、各種ケーブルでごちゃごちゃしてしまいがちですよね。特に、メインのパソコン以外にタブレットやノートパソコン、あるいはちょっとした実験用の小型パソコンなんかを並べ始めると、もうデスクの上はカオス状態になってしまいます。
そんなデスクスペースの悩みを一気に、しかも信じられないほどの低予算で解決してくれる、とんでもなく愛らしいガジェットを今回はたっぷりとお話しさせてください。ガジェットショップの片隅やネット通販で見かけて、そのあまりにポップな見た目と安さに、おもちゃかな、なんてスルーしてしまっていたら本当にもったいないです。その名も、ロジクールのワイヤレスコンボ、MK245 NANOです。
この子、実は発売されたのが2016年という、ガジェット界ではかなりの大ベテランなんです。それなのに、今でも多くのおしゃれなミニマリストや、実用性を重んじるガジェット好きの間でひっそりと、そして熱狂的に愛され続けている定番中の定番モデルなんですね。最初に実物を見たときの私の正直な感想は、えっ、これ本当にちゃんと使えるの、というものでした。プラスチック感全開のボディに、ビビッドな差し色が効いたデザインは、まるで子供用の知育玩具のようにも見えます。
しかし、実際に自分のデスクに迎え入れて、USBレシーバーをポートに差し込んだ瞬間から、その評価は180度引っくり返りました。おもちゃのような愛くるしい見た目の裏に、ロジクールが長年培ってきたワイヤレス技術の結晶がぎっしりと詰まっているのです。今回は、この可愛すぎる実力派であるMK245 NANOの魅力を、スペックの表面だけをなぞるのではなく、毎日の生活がどんな風にワクワクするものに変わるのかというリアルな体験と共にお届けします。
もしあなたが、仕事用のサブ機に繋ぐ手頃なワイヤレスキーボードを探しているなら、あるいは子供が初めて使うパソコン用の壊れにくい入力機器を求めているなら、この記事はきっと新しい扉を開くきっかけになります。それでは、ポップで実用的なワイヤレスの世界へ、一緒に飛び込んでみましょう。
まるでガジェットの遊園地!ロジクールMK245 NANOの正体とスペックを紐解く
まずは、この愛すべきMK245 NANOがどんなスペックを持っているのか、客観的なデータを交えつつ、その中身を優しく紐解いていきましょう。とはいえ、数字をただ眺めるだけでは退屈ですし、実際の使い心地はイメージしにくいですよね。そこで、スペックの一つひとつが、私たちの日常にどんな心地よさや驚きをもたらしてくれるのか、私の主観的な興奮を交えながらお話ししていきます。
本機は、テンキーのない非常にコンパクトなワイヤレスキーボードと、手のひらにすっぽりと収まるサイズの光学式マウスがセットになったワイヤレスコンボです。新品での購入価格は、販売店や時期にもよりますが、おおむね2,000円台前半から3,168円前後という、驚異的なお財布への優しさを実現しています。ワイヤレスのキーボードとマウスを別々に買い揃えようとすると、信頼できるメーカーのものなら安くても4,000円以上は簡単に行ってしまいますから、この価格設定だけでロジクールの本気度が伝わってきます。
それでは、まずは全体のスペックを一覧表で確認してみましょう。これを見るだけでも、ただの格安モデルではない、なかなかに面白い設計思想が見えてきます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | Wireless Combo MK245 NANO(MK245nBK [ソリッドブラック] など) |
| メーカー | ロジクール(Logicool) |
| 発売日 | 2016年9月15日 |
| 価格(税込参考) | 約2,000円〜3,168円前後 |
| サイズ / 重量 | キーボード:コンパクト(テンキーレス・ベゼルフリー、厚み手前約2cm)、超軽量設計 / マウス:小ぶり・超軽量設計 |
| カラーバリエーション | ソリッドブラック(ブラック×ブルー)、ソリッドホワイト(ホワイト×ブルー)、ブラック×イエロー |
| キースイッチ / キー配列 | メンブレン方式 / 83キー日本語配列(JIS標準準拠) |
| キーストローク / キーピッチ | 2.5mm / 19mm |
| 接続方式 | 2.4GHz ワイヤレス接続(専用の超小型USBレシーバーが1個付属。UnifyingおよびBluetoothは非対応) |
| バッテリー / 電池寿命 | キーボード:最大3年(単四形乾電池×2本)、マウス:最大1年(単四形乾電池×2本) |
| 付属品 | キーボード本体、マウス本体、超小型USBワイヤレスレシーバー、マニュアル、保証書等 |
| 保証 / 耐久性 | 3年間(長期無償保証対応)/ 耐水設計(排水穴あり)、通常より頑丈なチルト脚採用 |
スペック表を眺めていて、まず驚かされるのがその省電力性能です。なんと、キーボードの電池寿命は最大で3年となっています。これ、本当にすごくないですか。単四乾電池を2本入れておくだけで、次に電池を交換するのは3年後なんです。3年といえば、中学に入学した子供が卒業してしまうほどの長い時間です。もはや電池を入れたことすら忘れてしまうレベルのロングライフ設計ですね。「作業を始めようとしたら電池が切れていて、家の中を探し回る羽目になった」という、あのワイヤレス特有のイライラから完全に解放されるのは本当に心地よい体験です。
そして、キーボードのキーピッチが、このコンパクトな筐体サイズでありながら、標準的なフルサイズキーボードと同じ19mmをしっかりと確保している点も見逃せません。キーボード全体の横幅を極限まで削ぎ落とすために、外枠のフチ(ベゼル)をほぼゼロにするという大胆なデザインを採用したおかげで、机の上の占有スペースを最小限に抑えつつも、押しやすさは一級品という絶妙なバランスを実現しているのです。
キースイッチは、押し心地が柔らかく静かなメンブレン方式を採用しています。キーストロークは2.5mmとなっており、最近の薄型ノートパソコンに多いペタペタとした浅い打ち心地とは異なり、指先でしっかりとキーを押し込んでいる感覚が得られます。この、適度な深さがあるおかげで、打鍵時のリズムが作りやすく、文字入力がどんどん楽しくなってくるから不思議です。
重量に関しては、メーカーの公式数値こそ具体的な記載が少ないものの、実際に手に持ってみると、まるで中身が入っていないのではないかと錯覚するほどに軽いです。キーボードもマウスも、バッグの中に放り込んで持ち運ぶのが全く苦にならない軽さなので、家の中での移動はもちろん、カフェやコワーキングスペースに持ち出してサクッと仕事環境を構築するのにも最適なんですね。
購入前に知っておきたい!MK245 NANOを検討する際のリアルなチェックポイント
これだけ魅力的でお手頃なMK245 NANOですが、いざ購入しようと考えると、いくつか事前にしっかり確認しておきたいポイントがあります。ここを曖昧にしたまま勢いで買ってしまうと、後から、思っていたのと違った、となってしまうかもしれません。そうした失敗を防ぐために、一歩踏み込んだ検討ポイントを、ブログ筆者の視点で詳しく解説していきます。
まず一番に確認したいのが、接続方式です。本製品はBluetoothには対応していません。ここ、とても大切なポイントです。パソコンやタブレットに接続するためには、付属している超小型のUSBレシーバー(Type-A端子)をデバイスに直接差し込む必要があります。そのため、USB Type-Aポートがひとつも搭載されていない最新の薄型ノートパソコンや、iPadなどのタブレット、スマートフォン等で使いたい場合は、別途USB Type-CからType-Aへの変換アダプタを用意しなければなりません。
しかし、このUSBレシーバー接続には、Bluetoothにはない素晴らしいメリットがあります。それは、面倒なペアリング設定が一切不要で、USBポートに差し込んだその瞬間から、100%確実にキーボードとマウスが動き出すという圧倒的な手軽さと安定性です。Bluetooth接続の機器だと、パソコンがスリープから復帰したときに、キーボードが反応するまで数秒待たされたり、時々接続が切れてチャタリング(同じ文字が連打される現象)が起きたりしてストレスを感じることがありますよね。MK245 NANOが採用している2.4GHzのワイヤレス接続なら、そうした不安定さは微塵もありません。有線ケーブルで繋いでいるのと変わらないレベルの、極めて安定した快適レスポンスが手に入ります。
次に検討したいのは、キーボードのサイズ感と作業効率のバランスです。本機はテンキーレス設計となっています。つまり、キーボードの右側によくある数字入力専用のキー群がありません。もしあなたが、日々の仕事でExcelのデータ入力を大量に行う、あるいは確定申告などで数字をひたすら打ち込むといった使い方をする場合、テンキーがないことは少し不便に感じるかもしれません。
ですが、テンキーを排除したことで、キーボード自体の横幅が劇的に短くなっています。これにより、キーボードのすぐ隣にマウスを配置することができるようになります。実はこれ、肩こりや腕の疲労を軽減する上で非常に効果的なんです。フルサイズキーボードを使っていると、マウスを操作するために右腕を大きく外側に開く必要がありますよね。MK245 NANOなら、腕を自然に前に下ろしたニュートラルな姿勢のまま、キーボードとマウスをシームレスに行き来できます。この、腕の移動距離が最小限に抑えられる快適さは、毎日の長時間のデスクワークにおいて、想像以上に身体への負担を優しく和らげてくれます。
さらに、デザインや色の選択についても考えておく必要があります。ソリッドブラックというカラーは、ベースは引き締まったブラックですが、キーボードの側面やマウスのスクロールホイール周辺に、非常にビビッドで鮮やかなブルーが差し色として使われています。このポップな色使いは、デスクを遊び心のある明るい雰囲気に変えてくれる一方で、高級感のあるシックな木製デスクや、お堅いビジネスオフィスなどの環境では、少し浮いて見えてしまうことがあります。自分の作業スペースのインテリアや、目指したい雰囲気にこのデザインがマッチするかどうか、頭の中でシミュレーションしてみることをおすすめします。個人的には、このトイライクなポップさこそが、毎日の退屈な作業を楽しい冒険に変えてくれるスパイスだと感じています。
個性が光る!MK245 NANOの主な特徴と体験から語るメリット・デメリット
![ロジクール Wireless Combo MK245 NANO MK245nBK [ソリッドブラック] slide1](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide1-60-scaled.webp)
ここからは、実際にMK245 NANOを使い込んでみて分かった、この製品ならではのユニークな特徴と、使った人にしか分からない具体的なメリット・デメリットを、包み隠さず熱く語っていきます。
1つのUSBレシーバーがもたらす極上のスッキリ感
本製品の最大の特徴であり、使っていて最も感動するのが、1つの超小型USBレシーバーで、キーボードとマウスの両方を同時に接続できるというスマートさです。多くの格安ワイヤレス製品では、キーボード用に1つ、マウス用に1つと、合計2つのUSBポートを塞いでしまうことがよくあります。特に、USBポートの数が限られている小型のノートパソコンやミニPC、あるいはRaspberry Piのようなホビー用シングルボードコンピュータを使っている人にとって、ポートが2つも埋まってしまうのは死活問題ですよね。
MK245 NANOなら、お米の粒よりも少し大きい程度の小さなレシーバーをUSBポートにポンと挿すだけで、瞬時にキーボードもマウスもワイヤレス化されます。この、ポートを一切無駄にしないスマートな設計は、一度体験すると有線ケーブルや個別のワイヤレス機器には二度と戻れなくなるほどの快適さです。机の上が配線まみれになるのを防ぎ、見た目も心も驚くほどスッキリとした気持ちで作業に向かうことができます。
電池寿命の限界を突破した超省電力設計
ワイヤレスガジェットを使っていて最もストレスを感じる瞬間はいつでしょうか。多くの人が、大事な作業の途中で突然バッテリーが切れて動かなくなること、と答えるはずです。充電式のキーボードだと、定期的にUSBケーブルを繋いで充電しなければなりませんし、電池式のキーボードでも、数ヶ月に一度は交換の手間が発生します。
その点、MK245 NANOのキーボードは最大で3年、マウスは最大で1年という、驚異的なバッテリー寿命を誇ります。この圧倒的な長寿命を実現しているのは、ロジクールの高度な自動スリープ技術です。キーボードやマウスを使っていないときは、ミリ秒単位で賢く省電力モードに移行するため、私たちが意識して電源スイッチをこまめにオフにしなくても、勝手に電池を守ってくれるのです。長期間全く使わずに引き出しに眠らせておいたとしても、久しぶりに出してスイッチを入れれば、何事もなかったかのように即座に動き出すタフさは、サブ機用や非常用の入力機器としてこれ以上ない信頼感を与えてくれます。
おもちゃのようなのに、叩けば分かる「本物」の剛性感と安心の耐水設計
外観のプラスチック感が強いため、一見するとおもちゃのようで頼りなく見える筐体ですが、実はその内部設計は非常に頑丈です。安物の薄型キーボードにありがちな、キーを強く叩いたときに本体がグニャリと歪むようなたわみは一切ありません。キーボードの底面には、8度の傾斜をつけることができる頑丈なチルト脚(ティルトレッグ)が備わっており、これを立ててタイピングをしても、ガタつくことなくしっかりと机の上で踏ん張ってくれます。
さらに嬉しいのが、万が一のための排水穴を備えた耐水設計になっている点です。仕事中や勉強中に、うっかりコーヒーやジュースなどの飲み物をキーボードにこぼしてしまった経験、誰しも一度はありますよね。普通のキーボードならその瞬間に基盤がショートして壊れてしまいますが、本機は裏面に水を逃がす穴があいているため、液体がキーボードの内部に溜まることなくスムーズに流れ落ちるようになっています。この、「汚れたり濡れたりしても大丈夫」という安心感があるからこそ、小さなお子さんの学習用PCや、おやつを食べながらのラフな日常使いでも、ストレスフリーで思いっきり使い倒すことができるのです。
さて、ここでMK245 NANOの素晴らしいGOODポイントと、購入前に必ず知っておいてほしい注意点を、視覚的に分かりやすく整理してみました。
- おサイフにとても優しいお手頃価格でありながら、キーボードとマウスが両方セットで手に入るため、最小限の投資でデスクのコード類をすべてスッキリなくすことができます。
- お米の粒サイズしかない超小型のUSBレシーバーが1つあれば、キーボードとマウスを同時に繋げられるので、貴重なパソコンのUSBポートを無駄に潰さずに済みます。
- キーボードは最大で3年間という驚異的な電池寿命を誇るため、日々の面倒な充電作業や不意の電池切れによるストレスから完全に解放されます。
- デスクの上を広く使えるコンパクトなテンキーレス設計なのに、キーとキーの間隔が標準的な19mm幅を確保しているおかげで、手の大きな人でも押し間違えにくく快適に文字を入力できます。
- チープで愛らしいプラスチック素材で作られているものの、中身の骨組みはとてもしっかりしており、飲み物をこぼしても壊れにくい水抜け穴がついているのでラフに使い倒せます。
- ボディ全体のプラスチック感がとても強いため、おもちゃのように可愛いと感じられる一方で、高級感のあるインテリアやフォーマルなビジネスシーンでは見た目が浮いてしまうことがあります。
- 打鍵感がペコペコとしたメンブレン独特の感触なので、メカニカルキーボードのようなカチッとした高級感や、静かでしっとりとした薄型キーボードの押し心地を期待する人には不向きです。
- 付属しているワイヤレスマウスのクリック音がカチカチと高めにしっかり響くため、図書館や静かな深夜の寝室といった周囲への配慮が必要な場所での使用には少し注意がいります。
- 一度に複数のキーが同時に押されたことを正確に認識する機能が弱いため、一瞬の素早い操作や複雑な同時押しが求められるアクションゲームなどで遊ぶ用途にはあまり適していません。
![ロジクール Wireless Combo MK245 NANO MK245nBK [ソリッドブラック] slide2](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide2-60-scaled.webp)
賢い選択のために!ライバル機との徹底比較と独自視点の考察
さて、格安ワイヤレスキーボードを検討する際、どうしても頭に浮かぶのが他社製品や、同じロジクールの別モデルとの違いですよね。ここでは、MK245 NANOの立ち位置をより明確にするために、人気のライバルモデルである「ロジクール K380 Multi-Device Bluetooth Keyboard」および、超低価格で知られる有線モデル「BUFFALO BSKBU300WH」の2機種と比較してみたいと思います。
まずは、スペックや仕様の違いを表にまとめてみましたので、それぞれの特徴を見比べてみましょう。
| 項目 | ロジクール Wireless Combo MK245 NANO | ロジクール K380 Multi-Device Bluetooth Keyboard | BUFFALO BSKBU300WH |
|---|---|---|---|
| 価格 | 約2,000円〜3,168円前後(キーマウセット) | 約3,000円〜4,000円前後(キーボード単体) | 約1,000円〜1,500円(キーボード単体) |
| 接続方式 | 2.4GHz 専用USBワイヤレス(1レシーバーで共用) | Bluetooth接続(最大3台マルチペアリング対応) | USB有線接続(ケーブル長 約1.5m) |
| キースイッチ | メンブレン方式(ストローク 2.5mm) | パンタグラフ方式(ストローク 1.5mm) | メンブレン方式(標準ストローク) |
| バッテリー | 単四乾電池×2(キー:最大3年、マウス:最大1年) | 単四乾電池×2(キー:最大2年) | 有線給電のため電池不要 |
| 主な強み | 圧倒的安さでキーボードとマウスが揃う。接続安定性が極めて高く、ポートを節約できる。 | 丸いキートップが可愛く薄型で静か。スマホやiPad、PCをボタン一つで瞬時に切り替え可能。 | 電池切れの心配が一切なく、ペアリングの不具合もない極めてシンプルな低価格有線機。 |
こうして比較してみると、それぞれの製品が全く異なる目的を持って作られていることがよく分かりますね。
例えば、ロジクールのK380は、丸いキーが非常におしゃれで人気のあるBluetoothキーボードです。最大3台のデバイスと同時にペアリングでき、ボタンを押すだけでパソコン、タブレット、スマートフォンを瞬時に行き来できるマルチタスク派の強力な味方です。しかし、こちらはキーボード単体での販売であり、マウスは別で買い揃えなければなりません。さらに、Bluetooth接続という性質上、ごく稀に発生するチャタリングや、スリープからの復帰遅延といったワイヤレス特有のプチストレスを完全に避けることはできません。
一方のBUFFALO BSKBU300WHは、1,000円台前半で手に入る究極にシンプルな有線キーボードです。有線なので接続トラブルや電池切れの心配は100%ありませんが、当然ながら長いケーブルがデスクの上をのたうち回ることになり、見た目のスッキリさは損なわれてしまいますし、手軽にキーボードを片付けてデスクの上を広く使う、といった柔軟なレイアウト変更は難しくなります。
これらを踏まえると、MK245 NANOの持つ独自の強みが鮮明に浮き上がってきます。2,000円台という有線キーボードとほとんど変わらない予算で、極めて安定したワイヤレスのキーボードとマウスが丸ごと手に入るというのは、他には真似できない唯一無二の価値です。
また、本機に付属している光学式マウスについても少し触れておきましょう。このマウスは、左右のクリックボタンと中央のスクロールホイールという、必要最低限の3ボタンで構成されています。親指のあたりによくある「進む・戻る」ボタンといった便利なサイドボタンはありません。普段、そうした多機能マウスを使い込んでいる人からすると、ブラウジングの際などに最初は少し物足りなさを感じるかもしれません。
ですが、このマウスもまた、極限のシンプルさと軽量さに特化した素晴らしい道具です。手に取った瞬間に感じる軽やかさは、長時間のネットサーフィンやちょっとしたファイル整理において、手首の疲れを驚くほど軽減してくれます。余計な機能が一切削ぎ落とされているからこそ、操作に迷うことがなく、小さな子供や高齢者の方でも直感的に使いこなすことができます。
ここで、長年ガジェットを使い込んできた筆者としての独自の視点をひとつ。本製品の「おもちゃ感」をデメリットとして挙げる声は多いですが、私はこの「おもちゃ感」こそが、ガジェットを道具としてラフに、精神的に縛られずに使うための最高のスパイスだと感じています。1万円を超える高級キーボードを使っていると、汚さないように、傷をつけないようにと、どこか神経を使って気を使いながら操作してしまいますよね。
しかし、このMK245 NANOであれば、万が一コーヒーをこぼして汚してしまっても、あるいは子供が少しラフに叩いて扱ったとしても、まあ2,000円台だしな、という圧倒的な精神的安心感(心のセーフティネット)があります。この、ガジェットに対して一切の気後れをせずに「道具として100%使い倒せる感覚」は、日々の生活の中で得られる何物にも代えがたい快適さなのです。
あなたの相棒になる?MK245 NANOの最終評価とおすすめユーザー
![ロジクール Wireless Combo MK245 NANO MK245nBK [ソリッドブラック] slide3](https://himitsukichi-labo.jp/wp-content/uploads/2026/07/slide3-60-scaled.webp)
さて、ここまでMK245 NANOについて、良いところも少し気になる注意点も、包み隠さずたっぷりとお話ししてきました。このコンパクトで愛らしいワイヤレスセットが、あなたにとって本当に買い替える価値のある素晴らしい選択肢になるかどうか、ここでスッキリと分かりやすく整理してみましょう。
この製品の最も素晴らしい本質は、「徹底した割り切りによる圧倒的な実用性の追求」です。高級な素材や多機能さはきれいに削ぎ落とされていますが、毎日快適に使うための基本機能(頑丈な剛性、押しやすい19mmのキーピッチ、3年の長寿命バッテリー、挿すだけで完璧に繋がる2.4GHzワイヤレス)には1ミリも妥協していません。
そこで、このMK245 NANOがどんな人に100%マッチして、逆にどんな人にはおすすめできないのか、ズバッと仕分けてご紹介します。
こんな人にピッタリ!おすすめしたいユーザー
- ノートパソコンをノートパソコンスタンドに載せて使っている人: 画面を目線の高さまで上げるためにスタンドを使うと、ノートパソコンのキーボードが打ちにくくなりますよね。そこにこの軽量なMK245 NANOをサッと手元に配置すれば、背筋がすっと伸びた正しい姿勢のまま、お財布に負担をかけずに快適な分離タイピング環境が完成します。
- タブレットやミニPC、Raspberry Piを愛用しているサブ機派: USBポートが限られている小型デバイスにこそ、1つのレシーバーでキーボードとマウスが同時に繋がる本機の省ポート設計が最大の威力を発揮します。
- 小さなお子さんの学習用パソコン環境を作りたい親御さん: 耐水設計で水こぼしに強く、強打されてもビクともしない頑丈なボディを持ちながら、価格も安いため、子供たちが自由にのびのびとキーボード操作を覚えるための入門機として最適です。
- Bluetooth接続のイライラやチャタリングにうんざりしている人: ペアリングの面倒な手続きや、動作のちょっとしたカクつきから完全に解放され、有線ケーブルと変わらないレベルの安定した接続性を無線で手に入れたい人。
ここはミスマッチかも?おすすめしないユーザー
- 仕事などで毎日何千、何万文字もの長文テキストをひたすら入力するプロライターやプログラマー: メンブレン方式特有のペコペコした打鍵感としっかりとした底打ち感は、何時間もタイピングを続けると指先や手首への疲労蓄積に繋がりやすく、長時間のタイピング作業には適していません。
- 一瞬の判断と正確なキー入力が勝敗を分けるPCアクションゲーマー: 複数のキーを同時に押したときの反応に制限があるため、キャラクターを移動させながらアクションを実行するような激しいゲーム操作では、思った通りのプレイができずストレスを感じる可能性が高いです。
- 静かな図書館や深夜の共同スペース、職場で完全無音に近い状態で使いたい人: マウスのクリック音が軽快な「カチカチ音」を伴うため、極限の静音性が求められるシーンでは、どうしても周囲への音が目立ってしまいます。
このように、自分がどんな目的で、どんな環境でキーボードとマウスを使いたいのかを一度立ち止まって想像してみると、このMK245 NANOがあなたにとって最高の相棒になるかどうかがハッキリと見えてきます。
もし、あなたが探しているのが「過酷な長時間の執筆作業をこなすための最高級の文房具」や「プロレベルのゲームで勝利するための武器」であれば、この製品は選ぶべきではありません。
しかし、そうではなく、「デスクの上をスッキリと片付けたい」「サブのパソコンを手軽にストレスなく動かしたい」「リビングのテレビに繋いだミニPCをソファから気楽に操作したい」「お財布に優しい価格で、とにかく安定して壊れないワイヤレス環境を作りたい」という実用性を最優先する目的であれば、ロジクールMK245 NANOは、手にした瞬間に『買ってよかった!』と心からガッツポーズしたくなる、非の打ち所がない最高の名作お買い物になります。
Himitsukichi-LABOの編集後記





